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最決昭34.2.19検察官前での公然性・否定


昭和34()6 審判請求事件についてなした抗告棄却決定に対する特別抗告 昭和34219日 第一小法廷 決定 棄却 刑集 第132186

原審裁判所名

 

大阪高等裁判所 昭和34121

 

判示事項

刑法第二三〇条第一項または第二三一条にいう「公然」にあたらない事例検事取調室における被告訴人の告訴人に対する発言。

裁判要旨

甲の乙に対する発言が、乙のほかに、同人が甲を被告訴人として告訴した脅迫被疑事件の取調担当検事および検察事務官の二人だけが捜査担当官として在室中の検事取調室内で行われたときは、刑法二三〇条第一項または第二三一条にいう「公然」なされたものということはできない。

参照法条

刑法2301項,刑法231

 

         主    文

     本件特別抗告を棄却する。

 

         理    由

 所論一は判例違反をいうけれども、論旨引用の判例は本件に適切でなく、原決定

が大審院・昭和一二年(れ)第一一五三号、同年一一月一九日三刑判・集一六巻一

五一三頁に則り、原決定の確定した事実関係の下では、本件につき、公然性を欠く

ものとしたのは相当であつて、論旨は採用し難い。

 同二は憲法違反をいうが、その実質は単なる法令違反の主張に帰するのであつて、

特別抗告適法の理由とならない。

 よつて、刑訴四三四条、四二六条一項に則り、裁判官全員一致の意見で主文のよ

うに決定する。

  昭和三四年二月一九日

     最高裁判所第一小法廷

         裁判長裁判官    下 飯 坂   潤   夫

            裁判官    斎   藤   悠   輔

            裁判官    入   江   俊   郎

            裁判官    高   木   常   七

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